それから1年ほど経って、初代様が40歳になった頃、初代様は母親に、この一連の事件と信仰をもつようになったいきさつを話しました。77歳になった母親はたいへん喜び、
「どうして、どうして、神様はおろそかにできないよ。何だって神様はご存じなんだから。神様にお祈りさえして行けば、どんなことでも思うようになるんだから、お前も一生懸命信心するがいいよ。わしも神様が、『我のいないあとは、明神様へ日参せよ』と言われたので、70歳まで日参したけど、年を取ってだんだん骨が折れるので、神様にお願いして、今では毎月、1日と15日の二回にして頂いているんだよ」
と初代様に伝えました。母の尊い言葉に、初代様は自然と頭が下がりました。
「どうして、どうして、神様はおろそかにできないよ。何だって神様はご存じなんだから。神様にお祈りさえして行けば、どんなことでも思うようになるんだから、お前も一生懸命信心するがいいよ。わしも神様が、『我のいないあとは、明神様へ日参せよ』と言われたので、70歳まで日参したけど、年を取ってだんだん骨が折れるので、神様にお願いして、今では毎月、1日と15日の二回にして頂いているんだよ」
と初代様に伝えました。母の尊い言葉に、初代様は自然と頭が下がりました。