ところが、それから1年たった1943年(昭和18年)12月、当時の関係官庁は、とつぜん初代様たちが作った組合を取り消すという告示を官報に出したのです。組合を復活させて欲しいと、いろいろと交渉してみましたが、いったん、国が発行する官報に取り消しの告示が出されると、もうどうすることも出来ません。そこで、初代様は神様に、
「どうかこの組合を再び生かして、その運営を私の手でできますように」
と祈り続け、毎日関係官庁に出向きました。そうしますと、組合の取り消しを告示されてから2ヶ月目の1944年(昭和19年)2月28日の官報に、組合の復活が発表されたのです。
「どうかこの組合を再び生かして、その運営を私の手でできますように」
と祈り続け、毎日関係官庁に出向きました。そうしますと、組合の取り消しを告示されてから2ヶ月目の1944年(昭和19年)2月28日の官報に、組合の復活が発表されたのです。
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