初代様が神様から『晴一』と名付けられたということから、父と母はときどき初代様に、
「お前はいまに大きくなったら、幸せな子供になるだろう」
と言っていました。このことは村人にも広がっていたので、やがて初代様が学校へ行くようになりますと、先生までがたびたび、
「お前は神様に名前をもらったんだから、いまにきっと偉くなるぞ」
と言いました。近所の人たちも、
「あの子は普通の子とぜんぜん違ったところがある」とか、「あの子だけは、子供たちと何か遊びごとをすると、大人でもかなわないようなことをするから、おとなになったらどんな人になるだろう」
と言っていたそうです。
「お前はいまに大きくなったら、幸せな子供になるだろう」
と言っていました。このことは村人にも広がっていたので、やがて初代様が学校へ行くようになりますと、先生までがたびたび、
「お前は神様に名前をもらったんだから、いまにきっと偉くなるぞ」
と言いました。近所の人たちも、
「あの子は普通の子とぜんぜん違ったところがある」とか、「あの子だけは、子供たちと何か遊びごとをすると、大人でもかなわないようなことをするから、おとなになったらどんな人になるだろう」
と言っていたそうです。
- 初代様の誕生
- 神様のご帰天
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